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今となっては沈黙してしまったクインテットによって制作されたSFC初期のアクションゲームです。
封印から目覚めた神となって地上に巣食う魔物を蹴散らして、人間を導き、サタンを倒すことが目的です。
音楽は古代祐三さんが手がけていて、当時のFF4を作っていた人たちを愕然とさせて音楽全てを作りなおさせたほどにすごいですよ。当時のレベルでの話ですが、それでも今でも良いと思えるBGMは多めです。
さて、ゲーム内容ですが……
もうね、神がクソ弱い、これに尽きる!
悪魔城ドラキュラや魔界村は納得のいく操作性ですが、これは無理。
剣の攻撃範囲がかゆいところに手が届かない!
そのくせに敵の配置が意地悪だったり、行動パターンがいやらしかったり……
あと、いちいちワンテンポ遅れて攻撃するんですよね……
特にジャンプ斬りするなんかは、明らか妙なためを作るので、かなり気になります。
これらの要素が組み合わさって本当にイライラさせられました。
プレイ中どれだけ「クソっ!!」と叫んだか……
てめえ本当に神なのかよと何度思ったことか!
無敵時間も短めなんで、予想以上にダメージ食らったなんてこともしばしば。
あと、神だけどトゲに一撃で死にます。
でもクリエイションモードは結構面白かったですね。
土地をちまちま雷なり太陽なりで開拓して、指示を出して人間の集落が作り上げられていくのは気持ちのいいもんです。プラモデルをつくり上げる人の気持ちってこんなのなんでしょうかね?
このモードで、人間の数を増やすと神のレベルが上がり、アクションモードが楽に進められるようになりますので頑張っておくと後々楽です。
その為には初期段階で作った人間集落もとい人間たちを雷でなぎ払い必要があったり……
気分はまさしくゴッドです。
今思うとアクションモードでの鬱憤をここで晴らしてた気がします。
アクションパートでの神とは思えない強さが、クリエイションモード、つまり人間の前だとこんなにも変わるものだとは、と思うぐらいに違います。皮肉か?
っていうか、雷とか落とす力があるくせに、アクションパートでは魔法が全然使えないってどういうことだよ!おいっ!
敵の本拠地を神の奇跡でぶっ叩いて終わりじゃ駄目なんですかね?
わざわざ地上に降り立ち、クソ弱い戦士の像として戦うことに生き甲斐でも持ってるんですかね?
プレイヤーとしてはかなりはた迷惑です。
今でも支持するファンが居るゲームですが、ぶっちゃけアクション厳しいです。
個人的にはクリエイションモードだけのゲームでいい。
あと、エンディングでの天使の言葉は明らか皮肉ってると思うんだよね。
因みにこのゲーム、名前入力ができるんですけど、名前を『き』だけにすると、おつきの天使にきさま呼ばわりされます。